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珈琲物語

2018年5 月26日(土)・27日(日)イグレック・イグレックを開きます。
ネルドリップ

ネルには少しこだわっています。
今回入手したネルは、両面起毛の生地です。
今までは片面起毛で起毛部を外側にしていました。
珈琲器具屋さんに普通にネルを買いに行くとほとんどが内側に起毛部を使っています。
起毛部を内側にするか外側にするか?
これはそのネルで珈琲を淹れて飲んでみないとわからないものです。

私が感じる味は
内起毛で淹れた珈琲は少しスッキリ系の味わいを感じます。
外起毛で淹れた珈琲はコクのあるコッテリ系の味わいで、苦さも、甘さも、ある意味雑味も、ほんの少しの差ですが味わえます。
ペーパーではなくネルを使う理由がそこにあります。

つまりペーパーでドリップするとき、かなりフィルターの能力があって美味しいスッキリした珈琲を抽出してくれます。
それに比べてネルは珈琲が持っているもの、旨味だけじゃないをすべて抽出してくれます。
そこで起毛部を外に待ってくるとそれが顕著に表れると思っているわけです。
でも本当に微妙な差です。

今 夜中の12時ですがペルー・マチュピチュを試飲します、両面起毛のネルで…。

今週の珈琲
少し浅目に炭火で焙煎しました。

■エチオピア・イルガチェフ・ベレカ・G1

香りと苦味が旨さを感じます。
深煎りで濃厚なコクに。 B炭火焙煎  

■インドネシア・マンデリン・ビンタンリマ
五つ星の旨苦さを感じた上に
甘さも一緒に味わえるこの複雑さは絶品です。B炭火焙煎

■グアテマラ・アンティグア・アゾテア農園
ほのかに甘さを感じます。
優しく馴染みやすく後味が良いです。B炭火焙煎

■ペルー・マチュピチュ
優しい味わいが炭火焙煎で甘味もふかくなりました。B 炭火焙煎

今週のケーキ
■ガトー ショコラ
■黒豆のタルトレット
■とろけるレアチーズケーキ
■シュトロイゼルチーズケーキ

by igrekigrek | 2018-05-26 00:44 | 今週の珈琲 | Trackback | Comments(0)