人気ブログランキング | 話題のタグを見る

島根旅

7月15日(土)・16日(日)イグレック・イグレックを開きます。

2泊3日の島根旅 Ⅱ

島根の旅前回の報告は取り急ぎの文だったため山陰のことを何も書かず終わってしまったのでせっかく出かけたのですから丁寧にもう一度島根の良い所を書き足したいと思ってⅡを書くことにしました。

旅程としてはまず飛行機で米子空港に飛んで
第一目的の足立美術館に直行して第一日目はそこで十分に時間を費やして見学しました。

足立美術館は美術品も横山大観の作品を見事に集めてあり大観のかなりの作品に出合いました、そして完璧に作り上げられた日本庭園が見もののところです。
勿論その庭に下り立つことはできませんが部屋内から庭を眺めるとき建物の窓枠が余計なものを排除して窓枠そのものを絵画の額縁に見立てて部屋内に立って窓から庭を眺めると一幅の絵画になる訳です。
後ろに見える山も庭園の一部として本当に溶け込んでいて芸術としての完成品です。
この庭は世界的に評価され、昨年はイギリスの庭園家が留学して来て足立美術館の庭師について勉強して行ったほどです。
今回の旅の発端もこの美術館が見たくてスタートした訳で実行できて本当によかったです。
あと美術館の中のレストランのカレーライスが実に美味しかったこれはおすすめです。


2日目は松江城と出雲大社。
先ず国宝松江城に向かったのですが、その日に限って少し体調も思わしくなく膝の調子が悪くなってきてしまって、高台にあるお城までやっとの思いでたどり着いたのですが、多分急階段であろうと思われる天守閣に上がる事を断念して城の周りをぐるりと回るだけにしました。残念でしたが仕方がありませんでした。


そして出雲大社
やはり島根=出雲大社でしょう。
特に今、60年に一度行われる遷宮の年で本殿だけでなくその周りの建物すべての屋根の葺き替え工事していました
。その屋根は特殊で従来の藁や萱を葺くのではなく檜の皮を葺くという屋根材としては最高峰の材のようです。

遷宮と言えば本殿そのものの建て替えを考えがちですが、ここ出雲大社の遷宮は屋根の葺き替えが遷宮なのだそうです。
そしてお参りの作法が特殊です。
例えば神殿の前でお賽銭をいれて、”2礼2拍手1礼”が普通ですが出雲大社では”2礼4拍手1礼”でお参りします。
説明される方がおられるようで私たち夫婦にも教えていただきました。
やはりあの極太のしめ縄と言い独特な屋根と言い手を合わすだけで厳かな気持ちになりました。
経験したことのないお参りでした。


3日目は石見銀山です。
ただこの日はかなり強い雨が突然降ったりやんだりの移動しにくい日で、おまけに銀山の2㎞手前で自動車は駐車場に入れてあとは徒歩でしか移動できないと言う街のルールだったため、銀山を支えた古民家が並ぶ街並みを半分ほど歩いただけです。
しかしその古民家がみごとに古来のまま維持されていて本当の昔の街並みと言うものを見せてもらえてなおかつ若い人たちがその古民家を上手く使ってパン屋さんとか喫茶店とかを開いていました、銀山の洞窟は次にチャンスがあればという事にしてこの街並みをじっくり見ることが出来て良かったです。


取り留めのない文章を長々と書いてしまいました。


夏休みの予定です。
毎年8月は全休していましたが今年は8月12(土)・13日(日)だけは盆休みにしてあとの土曜・日曜は店を開きます。


今週の珈琲

■エチオピア・イルガチェフ・ベレカG1
旨苦さと後味の中に甘さも感じ取れる。
ニュークロップでもバランスの良い珈琲です。

■ケニア・マサイAA
フレンチローストです
優しさの中に程よい苦味が。

■グアテマラ・アンティグア・アゾテア農園
ほのかに甘さを感じます。
優しく馴染みやすく後味が良いです。

■インドネシア・マンデリン・ビンタンリマ
ニュークロップです、五つ星の旨苦さを感じた上に
甘さも一緒に味わえるこの複雑さは変わりません。


今週のケーキ

■抹茶のオペラ

■ばななキャラメリゼ

■シュトロイゼルチーズケーキ



by igrekigrek | 2017-07-14 09:01 | 今週の珈琲 | Trackback | Comments(0)